blogの行方2005年12月31日 19:27

 12月31日の朝日新聞に「インターネットを使った選挙活動を認める方向」という記事が掲載された。
 ところでブログというと「ウェブ式の日記」と捕らえているケースが多い、おかげで「今夜のおかずは・・・」とか「xxx会社の株がいくら上がった」とか「下がった」などと、毎日克明に書いている人がいる。こんな記事は他人にとっては「どうでもよいこと」ではないだろうか?
 同じ日記形式でも「定点からの海岸風景」「富士山の定点観測」や「ランの開花」など、折に触れて写真などで紹介しているのを見るのは楽しみである。
 でも、アサブロだけでも一晩で3~5ページが一杯になるが、そのうち拝見しようと思うのは1割にも満たない。
 その上、ブログだけではないが、ブログも選挙運動に認めようというわけである。一体どのようになるのか?いまでも無関係地方での地元活動を宣伝するブログを多々見かけるが、地方選挙の場合など、現状に輪を掛けて関係のない候補者の絵に描いたもちを見せ付けられても迷惑至極である。関係ある場合でも、今の街頭活動と同じく、そのときは格好のよいことを言うが、当選すれば何を言ったか忘れた!だろう。まあ電子的文書が残してあれば証拠として使えるのがとり得かもしれないが・・・。
 スパムメール・フィルターと同じように、気に入らないブログはテーマごと表示させなくするRSSとは逆の機能を開発して欲しいものである。
 いずれにせよ、現在のごとく全く読む気のしないブログが大半を占めるようでは、いずれは皆が飽きてブログが廃れるのではないだろうか?