アイワルクからアルテミス神殿へ2011年09月08日 09:57

 アイワルクのホテルを出発して約250km、バイパス道路からイズミル(Izumir)の街を望むと、すぐにセルチュク(Selçuk)の入り口にあるアルテミス神殿跡に到着する。
  
アルテミス神殿全景
 ギリシャのパルテノン神殿の大きさに匹敵する壮大な神殿で、高さ19m、127本の円柱が立ち並び、世界最初の総大理石つくりであった。
 紀元前356年に火災があり、再建されたが、3世紀に侵入したガリア人に破壊されたのち、荒れ果ててしまった。夏には円柱の上にコウノトリが巣を作る。
 今は湿地に円柱が1本ぽつんと立つだけ、遠方は聖ヨハネ教会と城塞のあるアヤソルクの丘、手前の丸屋根の建物は、14世紀にたてられたイサベイ・ジャミイである。

エフェソス遺跡(2)2011年09月08日 14:24

ヴァリウスの浴場跡
 エフェソス遺跡の南の入り口を入ると、以前に掲載したようにユニークな3っのアーチが目を引く「ヴァリウスの浴場」がある。ここではもう少し近寄った写真を示す。
 この浴場遺跡は2世紀に建造されたとかで、発掘は終わっていないが、かなり規模が大きい。
バジリカ
 浴場跡の先にある「オデオン」と「上のアゴラ」に挟まれ、観光客の通路となっている「バジリカ」と呼ばれる石柱群がある。かなり距離続いていて圧巻である。


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