トロイの遺跡(1)2011年08月28日 10:23

 イスタンブール(Istanbul)からマルマラ海に沿ってゲリボル(Gelibolu)の港に向かい、ここからバスごとフェリーに乗って、ダーダネルス海峡を渡り、アジア側のチャナッカル(Çanakkale)に到着。この海峡のアジア側でトロイ戦争が戦われ、トロイの王やアレキサンダー大王は、この海峡を渡り、オスマン帝国時代には防衛の重要な要でもあった。
 ホメロスの叙事詩にある「トロイ」は、ギリシャ神話の架空の都市と考えられてきたが、ドイツのシュリーマンが1871年に発見し、現実の物語となった土地である。
 長い間に、破壊が繰り返されて壊れた街の上に何層にもわたって遺跡がある。その層は紀元前(BC)3000年ころのI市からBC85年に再建されAD5世紀末に地震で放棄されたIX市までの9層に及んでいる。
 写真はVI市の城壁、敵の侵略を防ぐため、曲がりくねり障害物がある。

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