菅首相をいま不信任しなければならないのか?2011年05月30日 19:21

 今朝の新聞や、NHKニュースによると、かって原発を推進し建設してきた責任のある自民党に所属する谷垣や、公明党など野党の連中が反省もなく、そのうえ共産党までもが、菅首相の不信任決議を提出しようとしている。さらに、こともあろうに、この難局を支えなければならない立場の小沢被告や鳩山までもが同調しそうな気配である。
 ここで彼らに問いたいのは、いまだに避難所であえいでいる人がいるだけではなく、これから避難を強いられる人がいる中で、党派間の抗争にかまけていてもいいのか?ということである。
 かって、菅首相から、この事態を収拾するのに自民党に協力を求めたことがあったが、彼らは冷たく拒否した。本来は主義主張を打ち捨てて、困っている人のために、知恵を出し合って努力するのが筋ではなかったのではないか。
 それどころか、彼らの中で被災地を訪れて、困っている人たちを励まし、事態解決のために、空っぽの頭を絞った者がいたのだろうか?少なくともマスコミの取り上げられたことはなかった。野党とはいえ、ある程度の役職を持っていれば、マスコミも無視することはあるまい。
 それに、首相の足を引っ張っている輩の中に、この難局をおさめ、早い復興に旗振りが出来る者がいるのだろうか?単に自己の勢力範囲拡張のために息巻いているのではないだろうか?
 結局、この国難に便乗して、自分たちの勢力を取り戻そうとしているとしか、私には考えられないのである。
 また、言おう「政治屋は大嫌いだ!」、私はまったく彼らを信用しない。